境界性パーソナリティ障害の症状
(対人関係)
◎見捨てられる事への不安
他の人と結び付きを持ちたいという欲求が強いことが特徴。ただ、実際は親などに見捨てられていないケースが多い。
他人への期待感の強さや不安から思い通りにならないと怒りを爆発させるといった特徴もある。
相手への興味、関心が強く相手の表情の変化や感情を敏感に察知します。
◎強い自己否定感
自分自身についてのイメージが否定的という特徴かあり、自己についてのイメージが不安定。
ストレスにより自己を責めたり罪悪感を感じることが多くなり、「良いか、悪いか」といった両極端な印象で自分や物事をとらえ
る傾向があり、人に対しても好き嫌いが激しくなりがち。
◎衝動的な行動
見捨てられ不安や自己に否定的なイメージから感情的に不安定です。
このことから自傷行為を繰り返すことがある。摂食障害やアルコ―ル依存、内服薬の過剰服薬により生命に危険が及ぶこともある。
◎感情が不安定
激しい気分の波により、衝動的な行動をとってしまい、そのような行動に至った自分を責める気持ちになることがある。
またそのことを恥ずかしく思うこともある。
このような不安定な感情が怒りや抑うつとなり慢性的に続くと気分障害の原因となる。
(その他の症状)
自分自身に価値が無いとか見捨てられたという感じを持つ等の強いストレスがかかることをきっかけに幻覚や妄想といった症状が出現する場合がある。
現実に生きているという感じがしなく、思考や感情が身体と連動しないような状態になる。そのような状態を解離という。
境界性パーソナリティ障害の原因
(環境的要因)
◎幼少期の児童虐待
◎過保護や過干渉な環境
◎親との離別
(遺伝的要因)
両親のどちらかが境界性パーソナリティ障
害である場合は、そうでない場合に比べ、
発症する可能性が約5倍となる。
境界性パーソナリティ障害の治療
薬物療法とともに認知行動療法が効果的です
激しく不安定な感情があった時にどのような
行動をするか等に焦点を当てて治療を行いま
す。
当サロンでは認知行動療法により境界性パーソナリティ障害の緩和に努めます。
ご自身やご家族の方で境界性パーソナリティ障害の症状にお悩みの方がいらっしゃいましたら是非当サロンでお悩みを解決していきましょう。