近年、適応障害に悩まされる方が増加傾向にあります。当サロンでも適応障害で苦しまれている方がしばしばカウンセリングに来られます。適応障害の概要は下記の通りです。
【症状】
ストレスの度合いや状況、性格によってまちまちですが、以下の3つのケースに当てはまる、またはその何れかが目立つ状態、或いはいくつか混合した状態で出現します。
A:抑うつ気分を中心とするケース→気分の落ち込み、意欲低下、涙もろくなる。
B:不安症状を中心とするケース→動悸、焦燥感、神経過敏、緊張、怒り
C:身体症状を中心とするケース→起床困難、頭痛、めまい、動悸、倦怠感、腹痛
うつや不安症状が強い場合はストレスに直面し、その事を考えると憂鬱、喪失感、絶望感が現れ、職場や学校で突然泣いたり、仕事や勉強への意欲低下から効率が落ち、集中力の低下からミスが頻発する等の状況が見られます。ストレスが身体に現れる場合は頭痛、倦怠感、腹痛等により活動性が制限されてしまい、更に内科などの病院受診を繰り返す場合もあります。
【ストレスの原因となるもの】
適応障害の原因となる主なストレスは仕事、家庭、恋愛、学校、病気など生活の中の多くの事です。仕事については仕事の内容と人間関係に原因があることが多く上司などを中心とした職場の人間関係や異動による仕事内容や環境の変化、仕事量の多さやプレッシャー等、家庭については夫婦の不仲、義理の両親との関係、育児や教育の問題、引っ越し、経済的問題等、他には結婚問題、失恋、転校、いじめ、受験失敗、慢性疾患等、様々な事が原因となります。
※当サロンでは薬物療法を試したくない方に認知行動療法、精神分析療法によって解決に導くご提案をしております。
「薬を飲みたくない」と思われる方は是非一度ご来店ください。ご予約お待ちしております。