◎双極性障害の症状
双極性障害は気持ちが高揚する躁状態と気持ちが落ち込む、うつ状態が交互に出現します。躁状態では本来の自分とは別人のようにテンションが上がった状態になり、また、うつ状態では心身ともにエネルギー切れのような状態になり、ひどく落ち込んだような状態になります。
◎躁状態の主な症状
躁状態では、自信満々になり、自分に出来ない事はないと思ったり、一晩中、眠らないでしゃべり続けたり、身内や友人、知人と口論になり暴言を吐いたりします。
◎うつ状態の主な症状
うつ状態では重苦しく沈んだ嫌な気持ちが一日中ずっと続きます。なかなか眠れず、もし眠れたとしても夜中や明け方に目が覚めたりします。やる気が起こらず何をしても楽しめなかったり、元々、興味があったり好きな事にも興味が無くなったり、また非常に疲れやすく「このまま生きていても仕方ないので自分は死んだ方がいいのではないだろうか?」と思ったりします。
当店では薬物療法を試したくない方に認知行動療法をお勧めしております。
うつ状態になると陥りやすい考え方の癖を自覚し、客観的に考えられるようにします。マイナス思考に気付き、カウンセラーと共に少しずつ客観的で合理的な考え方が出来るようになるように定期的に通っていただき訓練していきます。