ADHD(注意欠陥、多動性障害)とは
発達障害の一種で年齢に見合わない「不注意さ」や、自分の興味ある事以外に対する集中力がなく、ほとんど関心を示さない「多動性」や、後のことを良く考えず思いつきで行動してしまう「衝動性」が見られます。その場の状況に応じてコントロールする事が苦手な為、ミスや不注意が他の人と比べて目立ちやすくなります。
その為、学校や職場や家庭での生活に支障をきたしやすくなります。
ADHD(注意欠陥、多動性障害)の症状
1.不注意
・重要な用事でも期限や時間が守れない
・物事を順序立てたりやり遂げたり出来ない
・必要なものを失くす、忘れ物が多い
2.多動性
・手足をせわしなく動かしたり貧乏ゆすりをする
・じっと座っていられない
3.衝動性
・しゃべりすぎる
・衝動買いをしたり、場合によっては窃盗を
する事もある
・すぐにイライラする
上記の傾向が見られる場合は適切な治療をすれば症状の緩和につながる事もあります。
ADHD のお子様を持つ親御さんの苦しみと言えばそれを経験した事のない方には決して理解できないものでしょう。
ADHD の特徴として多動、注意欠陥がありますが例えばお子様が何か良くない行動を起こした時、親なら当然叱りますよね?
その、叱った時でさえ叱っている親の方を見ずに反対を向いて話を聞くような子供がADHD のお子様なのです。
普通ならば親が真剣に叱ったり話たりしているのですから、せめて親の顔を見て話ぐらい聞きますよね?
しかしADHD のお子様にとってみればそんな事どうでも良いのです。
それより、自分の興味のある事、したい事が全てなのでそのような面倒くさい話は聞きたくないのでそんな態度になります。
他にも、これは絶対にしないでねと約束した事でもまたその事をやってしまい酷く叱られる。
しかも、それが1度ではなく2度、3度続く‥‥
本人曰く「忘れていた」と言う。
親はそれが理解できずに厳しく叱りつけ時には我慢の限界を超え体罰を引き起こしてしまう。
ADHD のお子様を持つ親御さんの中には精神的に参ってしまい
「この子が生まれてこなければ良かった」自分の子供なのに
「全く可愛くない、
情が注げない、時にはこの子が死ねば楽になるのにと思う」等、逆に親御さんが精神的に参ってしまい
「子供が言う事を聞かないから暴力を振るう、子供は怯えてそれがトラウマになる、親は暴力を振るった事を後悔する」
というような悪循環サイクルに陥っているケースが多く見受けられます。
先日、以前カウンセリングを受けられたADHD の小学生男子の親御さんが久しぶりに来店され、その後の経過をお聞きした際に興味深い話をお話下さいました。
その子は一人っ子なのですがADHDの症状の為か日常生活に於いて親への依存度が極めて高かった事もありどうにかして自立させられないかと悩んでいた時、
偶然「山村留学」のホームページにたどり着き、ある程度の賭けを承知で1年間留学させたと言う体験を話して頂きました。
山村留学を簡単に説明すると、現在通っている学校から山村部の自然豊かな学校に転校し全寮制の寮や地域の里親の元で生活
し自然体験を通じて集団生活や規則正しい生活を送る事で自主性や社会性を身に付けさせると言うものである。
親御さん曰く、一年間留学させた事によってADHD特有の衝動性や多動性等がずいぶん緩和されたとの事でした。
そのお子さんは小学6年生の一年間、留学されたので現在、中学校に入学しておられるようですが、小学校の時にしばしば起こしていた
問題行動が無くなり中学校では非常に落ち着いて学校生活を送っていると担任教師から言われたそうでとても安心していらっしゃいました。
ADHDのお子様にとって山村留学は場合によっては改善効果の高い方法なのかも知れません。
当サロンでは山村留学時の生活の様子や行く前と帰ってからの変化等、詳細を聞いておりますので興味のある方には具体的にお話する事が可能です。
当サロンでは過去にADHD の子供と接し、その苦しみを克服したスタッフが在籍しております。
当サロンでADHD のお子様の養育ストレスや悩みを緩和してみませんか?
ご予約お待ちしております。