性犯罪とは
同意のない性的な行為や性的の嫌がらせ等、相手の尊厳を著しく侵害する犯罪行為です。
2023年の刑法改正により、かつての強制わいせつ罪は「不同意わいせつ罪」強制性交罪は「不同意性交等罪」へと罪名が変更され被害者の性別に関わらず適用されます。性犯罪は年齢や性別、関係性に関わらず被害者の同意なく行われる行為全般をいいます。

性犯罪の種類
・不同意わいせつ罪 ・ 不同意性交等罪
暴行や脅迫によって、または相手が同意できない状況下でわいせつな行為や性交を行う行為
・痴漢
迷惑防止条例違反に該当するもので相手に触れる行為
・わいせつ物頒布等罪
わいせつな文章や画像などを頒布、陳列する行為
・盗撮
性的な画像を盗撮する行為で迷惑防止条例違反に該当する
◎性犯罪加害者の再犯防止には認知行動療法が効果的

〔認知行動療法とは〕
クライアント(相談者)の認知(物事の捉え方や思考と行動)に焦点を当てます。
その中で抱えている問題を理解し、対処法や解決法を探っていきます。
クライアント(相談者)の思考や行動パターンを細かく分析し、特に性的な問題行動に関連する強い感情や思考、衝動的な行動の意味や妥当性を深く考察し、対処法を身につけたり徐々に行動や思考を適切なものへと修正していきます。
性的問題行動においては性的欲求だけが原因ではない場合もあります。
人それぞれの様々な要因(女性への考え方や「バレなければいい」と言うような認知、支配欲や達成感、スリルの追求、ストレスの解消等)が影響しており、具体的な対応策(カメラを持って1人で出掛けない、満員電車を避ける等)を実施しながら、なぜ性加害行為に及んでしまうのか?
どのような要因が影響しているのか?(親子間や夫婦間不和や幼少期の性へのトラウマや孤独感等)と言った要因を分析します。
それらに対する現実的な解決目標を立て自分の問題をコントロールしていけるようになる事を目標とします。
最終目標としてカウンセリング終了後もクライアント(相談者)自身が自分で適切な行動や認知を実践し、継続する事にあります。そのことにより治療終了後も効果が継続する点が特徴となります。
性犯罪を繰り返したくない方は是非一度、当店でカウンセリングを受けられては如何でしょうか?
※最近は未成年者の性犯罪加害者も増えております。親御様からのご連絡も歓迎致します。